お知らせ
『タイムマネジメント』研修
2023年6月26日(月)、千葉県商工会連合様の職員研修にて『ストレスを減らし仕事の質を高めるタイムマネジメント』と題して、「タイムマネジメント」をテーマとした研修を実施しました。
内容としては、講師自身の経験を踏まえたものとし、時間作りと優先順位づけをメインとさせていただきました。
研修では、実際に受講者自身の「時間の使い方」を見える化し、業務改善と同じECRSの手順に沿って、時間作りを検討していただきました。ただ、休日明けということもあり、時間の使い方の見える化にあたっては、現実を正確に書き出すことは難しかったようです。
一方で、研修後も研修での学びを実践し、成果を出した受講生もいました。その方の感想をご紹介します。
Q「研修はいかがでしたか?」
A「とても効果がありました!」
Q「具体的にどんな効果があったのですか?」
A「今まで1日かけてやっていた仕事が半日で片付くようになりました!」
Q「それはすごいですね。何があったのですか?」
A「研修の時に時間の見える化をしましたが、あの時は理想の自分を想像していたようです。なぜなら無駄な時間などなかったからです。」
Q「それならどうして効果が出たのでしょうか?」
A「実は、タイムログを取ってみました。そうしたら無駄だらけであることに気づきました。仕事をせずに電話しかしていない1日もありました。」「そこで、EとRを実行し、時間を作ることができ生産性が上がりました。」
タイムマネジメントでは時間の使い方を見える化することが肝なのですが、時間に関しては、人間は正確に記憶することができません。そのため、研修時は(不正確な)記憶に頼るしかないのが実情です。
実際、研修時に見える化をしてもらいましたが、無駄を発見できた受講生はほとんどいませんでした。それは、無意識に「自分は無駄なく仕事をしている」というバイアスが働くからです。そのバイアスやプライドを捨てない限りは、タイムマネジメントにおける”時間作り”のステップはうまく機能しません。
タイムマネジメントにこれから取り組まれる方は、「時間の使い方」を正確に把握するために、まずはタイムログをつけることをお勧めします。
研修は受けただけでスキルアップするわけではありません。現場に戻って、実践することが大切です。
上記でご紹介した受講生のように、研修の成果を手にする受講生が一人でも多く生まれるよう、ツールを提供したり、手順をわかりやすく説明することを当社では心がけています。
一人一人が成長し、皆様のビジネスが成功することをお祈りしております。
- 2023年07月7日