お知らせ
『電話応対と接遇』ビジネスマナー研修
2023年12月6日(水)、千葉県電気工事工業組合青年部様において、ビジネスマナー研修を実施しました。
この研修は、千葉県電気工事工業組合青年部様が企画したビジネスマナー研修3回シリーズの最終回でした。
第1回は『すぐにできて効果が高いビジネスマナー』、第2回は『時間をかけて取り組めるビジネスマナー』、第3回は『瞬発力が必要なビジネスマナー』をテーマとし、3回受講することで必要となるビジネスマナーの概要を理解することができる構成としました。
最後は、すべてのビジネスマナーと瞬発力が必要となる『電話応対』と、忘年会シーズンに役立つ『接遇マナー』について学びを深めました。
接遇マナーではお酌の仕方も取り扱いました。
すると最後の質疑応答で「お茶のお代わりをいただくときも両手で添えるのですか?」という質問をいただきました。
変な質問だなと感じたのですが、その場で何が変だったのか気づかなかったのでここで捕捉をさせていただきます。
通常、お茶のお代わりは、茶托ごと下げて新しい湯飲みと茶托を出します。下げてからお茶を注がないと、こぼれてお客さまや書類が濡れてしまうことがあるからでしょう。お茶を淹れたことがあればおわかりかと思いますが、結構こぼれるものです。
つまり、目の前でお茶を注がれることはマナー上はあり得ないシチュエーションなのです。
きっと気心のおける間柄で、堅苦しいマナーなどは抜きにして、お代わりのお茶をその場で注いでもらったのでしょう。
変な質問だなと感じたのは、そんな場面を想像できなかったからでした。
回答としては「火傷するので手は添えなくて結構ですよ」とお伝えしました。こぼれたお茶がかかってしまうと、せっかくのご厚意が不快なものになってしまうでしょう。
マナーの基本は相手を思いやることです。お互いが気持ちよく過ごせるように配慮いただければよいのです。
年末のお忙しい中、ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
皆様のビジネスの成功をお祈りしております。
千葉県電気工事工業組合青年部会様のお知らせにも研修の様子が掲載されています。
https://setsubi-it.com/kumiai/chibadenkousou-s/report.php?hash=2815
- 2023年12月28日