mieux partnersとは?
近藤利砂の“志”⇒協奏カンパニーを世の中に広める
1. 協奏カンパニーとは
協奏カンパニーとは、「“多様な価値観”を大切にして、“社員満足・顧客満足・高収益・社会貢献”のスパイラルアップ(好循環)を実現している会社」のことです。
人は“認められている”という感覚が得られると仲間意識が向上し、チームワークが形成されます。上司・部下・同僚・他部署・お客さま・取引先など様々な人々とお互い認め合うことで人間関係が良くなり、仕事が面白くなるとともに、win-win(ともに欲しい結果を得ること)の関係を築くことができるのです。
その結果、社員の働きがい(社員満足)が高まり、仕事の質が上がることでお客さまが喜び(顧客満足)、お客さまから選ばれ続けることで収益性が高まり(高収益)、地域・社会に対してのお役立ちを提供する(社会貢献)ことができるのです。利益が確保できることで、賃金水準が高まるとともに、労働条件が改善されて働きやすさも向上し、社員にとって「魅力ある職場」となるのです。
すると、社員は仕事・会社に対してのプライドが高まり、日々成長を目指して仕事をするようになります。“個”が成長することで、仕事の質が益々上がって更なる顧客満足の向上につながり、スパイラルアップ(好循環)し続けていくのです。
このような会社を“協奏カンパニー”と言います。
2. 協奏カンパニーのつくり方
協奏カンパニーは、一朝一夕にはできません。
経営幹部全員の堅い決意(志)の下、次の手順で粘り強く取り組むことをお勧めします。
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経営幹部全員が“全社員の可能性を信じて成長と幸せ”を心から願う
「全社員が仕事を通して成長し、物心両面の幸せ(働きやすさ・働きがい・高い賃金水準)を感じることのできる職場づくり」が経営幹部の使命です。経営幹部全員がこの思いを共有し、全社員の可能性を無条件に信じる必要があります。 -
経営幹部の人間力を高める
人間力=人格×人間的魅力です。経営幹部は人格を高め続けるとともに、人を惹きつける魅力を身に着けることが求められます。人間力なくして真のリーダーシップを発揮することはできません。 -
経営理念・フィロソフィ・クレド等の“行動のための指針”を成文化して全社に浸透させる
全社員が“協奏カンパニー”に共感し、行動につなげるためのわかりやすい文書づくりと、それを継続させるための仕組みづくりが必要です。 -
「職場に関する意識調査」などで社員の声を聞き、可能な雇用管理改善対策を実施する(毎年)
人の意識はすぐには変わりません。働きやすさと働きがいについて、社員の満足度の実態や要望を定期的に把握し、「魅力ある職場」に近づけるための具体的方策を検討し、実施することが求められます。 -
社員間のコミュニケーションを高めるための施策を立案し、継続実施する
“協奏カンパニー”実現のためには、“人間関係”がすべての基本です。サンクスカード、職場懇談会、懇親会、レクリエーション、社員旅行などの施策を検討しましょう。 -
社員の成長のための「教育体系」を構築し、継続実施する
お客さまから選ばれ続けるためには、“個”の能力向上が必須要件です。社内研修の定期開催に加え、個人別教育計画に基づく成長面談を毎年行うことをお勧めします。 -
「顧客満足度調査」などで顧客の声を聞き、可能なものは経営計画に反映させる
それらの活動が一人よがりになっていないかを検証するためには、お客さまの声を定期的に聞くことが最も重要です。お客さまの満足なしには高収益を上げ続けることが絶対に不可能です。 -
ベクトル合わせ、モチベーション向上、能力開発のための「人事制度」を構築する
働きやすさと働きがいを高める観点から、人事評価制度・報酬制度の策定・改定を行うことで、社員のベクトル合わせ、モチベーション向上、能力開発を図ります。 -
上記活動が円滑に進んでいるかどうかをチェックする仕組みを作り、定期的にモニタリングする
「経営会議」などで上記取り組みの進捗状況を確認し、継続的改善を行います。そのためには、“協奏カンパニー”づくりの責任者を任命することが効果的かもしれません。
3. “協奏カンパニー”の条件
- 人間関係
- 「全社員の成長と物心両面の幸せ」を経営幹部全員が心から願っている
- 全社員がお互いに“気持ちの良い挨拶”と“温かい言葉かけ”をしている
- 全社員が仲間の喜びを自分の喜びとしてとらえ、一体感ができている
- 社員満足
- 仕事を“自分事”としてとらえ、プロフェッショナル意識を持っている
- 仕事を通して人間的にも成長し、自分の夢の実現(成功)を目指している
- 周りから必要とされ、役に立ち、認められることで、幸せを感じている
- 顧客満足
- いつも“お客さま目線”で物事をとらえ、win-winの状態を目指している
- 当たり前品質(不満足がない状態)を常に満たしているので安心感がある
- 魅力的品質(期待を超えるレベル)を常に目指しているので期待感がある
- 高収益
- 経常利益率は常に10%以上(1億円以上)である(一部の業界では上位7%以内)
- 無借金経営である(最低でも自己資本比率40%以上)
- 社員の時間当り年収が同じ地域・規模・業種の会社と比べて10%以上高い
- 社会貢献
- コンプライアンス(法令および人としての正しい考え方)を順守している
- 地域に対して、ボランティアなどの目に見える貢献活動をしている
- 会社が常に成長し続けることで、雇用確保と経済活性化に寄与している
- スパイラルアップ(好循環)
- 人間関係・社員満足・顧客満足・高収益・社会貢献の因果関係が明確である
- 全社員がその因果関係を理解・納得し、明るい未来に希望を抱いている
- 経営幹部全員が社員・顧客・社会に対する感謝の気持ちを持ち続けている
4. 協奏カンパニーが増えると
- 社員の働きがいが高まり、家族もハッピーになる
- お客さまが満足し、口コミや紹介等で顧客が増える
- 利益が上がることで、国等の税収・社会保険料収入が増える
- 取引先も仕事量が増え、成長する
- 地域をはじめ社会が活性化する
- その結果、世の中が良くなる
コンサルタント紹介
視点を変えるだけで見えてくる。
小さな工夫で会社が良くなる!
はじめまして。
中小企業診断士の近藤利砂です。
振り返れば失敗ばかり。
無謀なチャレンジの繰り返しだったかも知れません。
33歳の時、はじめての正社員採用はスイスに本社を持つ外資系金融機関。
11年お世話になりました。
33歳ではじめて正社員として働くまでは、居酒屋、ファストフード店でのアルバイトや派遣社員として日本を代表する企業でたくさんの経験をしました。
そして、アルバイト、派遣社員、正社員として働く中で、
学歴のない私が評価されました。
- 外資系企業で残業に苦しんでいた時、仕事のやり方を工夫して残業時間を“ゼロ”にした
- ある投資銀行では、学歴社会に苦しむ仲間が鬱でリタイアする中、合理的な判断と仕事を楽しむ視点を取り入れ『投資銀行本部長賞』を受賞
- 日本を代表する証券会社では、パートとして入社後半年でスーパーバイザーに抜擢。クレーム発展率(自分の対応が原因でクレームになる)は“ゼロ”
生産性の違いは、視点を変えることがヒント!
私には誇りがあります。
私以上に仕事を工夫して生産的にしたスタッフは存在しなかったと自負しています。
なぜ、高学歴者、先輩社員たちと一緒に働きながら、
私は違いをもたらすことができたのか?その大きな理由は一つです。
私は少しだけ、他のメンバーより第三者的に仕事を見ることができた。たったそれだけの違いなのです。
当時はそんなことを考えたことがありませんでした。
しかし、今あらためて考えてみると、私が違いを作り出すことができたのは『視点を変えた』ということでした。
もし、あなたの会社のスタッフ一人ひとりがこのような視点をもっていたならば、生産性の向上につながります。
大切なことは、あなたの会社の中に違いをもたらす視点を持った人材に育てることなのです。
- 視点を変えるだけで見えてくる生産性を向上させるヒント
- 小さな工夫で会社が良くなる継続的改善を社内に浸透させる方法
- 仕事が楽しくなる全循環の仕組みづくり
私は、『視点を変えるだけで見えてくる。小さな工夫で会社が良くなる!』専門家です。
学歴はありません。
しかし、小さな工夫とコミュニケーションで、
あなたの会社のスタッフのやりがいと仕事の継続的改善を支援いたします。
活動実績
講師依頼
千葉県商工会連合会、市川商工会議所、市原商工会議所、八千代商工会議所、成田商工会議所、八千代商工会議所青年部、機械メーカー、ITサービス、保険会社等
専門家派遣登録
東京商工会議所、千葉県内商工会議所・商工会、千葉県信用保証協会、千葉県事業継承・引継ぎ支援センター、千葉県信用保証協会